さて、購入編に続きまして取付け編(その1)となります。
前回の記事はこちらです →→→ http://atelier-hibiki.com/info/87
新しい物を付ける場合、どうしても完成形を想像して本体を付けたくなってしまいがちですが、何事も下準備が大切です。
ここはグッとこらえて地味な作業から始めます。
まず水を止めますが、その前にバケツに水を汲んでおきます。
必ずではありませんが、部品や手を洗ったりするなど、いつ水が必要になるかわかりません。
水栓を外してしまってから水を使おうとすると、また仮で水栓をつけなければいけなくなります。
これは大変手間になるので、念のためです。
では水を止めます。
皆様のお宅にも道路に近いところにこの様な水色のフタが埋まっていると思います。
水道局の方が検針しているアレです。
(汚れていて済みません)
フタを開きます。
開きにくい場合はマイナスドライバーで、テコの働きを利用すると簡単です。
メーターの下にある止水栓バルブを右に回すと家中の水が止まります。
次に新しい水栓の下ごしらえをします。
根元部分にシールテープを巻くだけですが、ここが一番のポイントだったりします。
フィット感を調整する役割であるテープを何周巻くかが勝負です。
指で押さえながらネジ山が浮き出るぐらいの強さで水の出口から端に向かって巻いていきます。
ネットで調べたところでは6~8周が多かったので、まずは6周で試してみます。
ここで舞台を水栓交換現場へ戻します。
壊れた部品を外し、ノーマル状態になった水栓を向かって左に回します。
初めだけ力がいりますが、一度回り出せばスルスル回ります。
私はタオルを当てて作業しましたが、滑り止め軍手をしても良いかもしれません。
ノーマル水栓を外し、歯ブラシ等で古いテープや汚れを掃除します。
この時の注意点として、あまりゴシゴシガリガリしないことです。
穴の奥に見える金色の部分が傷つくと、最悪はグレーの柱ごと交換になり数万円は覚悟しないといけなくなります。
キレイになったところで下ごしらえをしておいた水栓を取り付けます。
外した時と反対に右に向かって回します。
奇跡的に回転数もピッタリでした。
見た目は無事に収まりましたので、後は水漏れしないかの確認です。
おそるおそる止水栓を戻し、水を出してみます。
無事に開通!
後は片付けをして...おや?水栓の下から水滴が滴っています。
タオルで拭いて様子を見ますが、止まりません。
まぁ素人が一回で付けられるわけないと思い、再チャレンジ!
水を止め、水栓を外し、テープを巻き直し、取付け。を×3回
何度やっても水滴が止まりません。
若干心が折れつつありますが途中で辞めるわけにもいかないので、再再再再チャレンジと水栓を外したところで大変なことが。
見えますでしょうか?
なんと本体に穴が空いてます...
偏見かもしれませんが日本製では考えられない現象かと。
ともかくこれではどうにもならないのでノーマルを仮付けして本日の作業は終了です。
はぁ。どうしましょうかの取付け編(その2)に続きます。